外国人記者クラブが聞く!次のオリンピックでの羽生結弦のライバルとは? [羽生結弦 外国人記者クラブ]
2013-2014シーズンで3つの金メダルを獲得し、世界王者となった羽生結弦選手。
シーズン終了後、外国人記者クラブを前にした記者会見を開きました。
外国人記者の「他の選手はもう後ろに置いてきたという感じですか?」という質問に対し、苦笑いして「え~~」と言いながら、
「フィギュアスケートは、日本ではとても人気があります。ただ、僕たち選手としては、たとえテレビにいっぱい映ろうが、写真をたくさん撮られようが、あくまで1人のスケーターであり、1人アスリートです」
「ですから、誰が特別とかではなく、ただみんな一生懸命練習をしている」
と答えています。
日本人としては少し聞きづらい質問ですよね^^;
外国人記者クラブの会見では、こういった遠慮のない部分が聞ける楽しみがあります。
羽生結弦/羽生結弦 覚醒の時 |
また、「食事にあまり興味がない」という羽生選手は、味の素からの指導を受けて胃がびっくりしないような食事の仕方を学んだそう。
「ソチではないんですけれど、練習でロシアに行った際に出して頂いたボルシチなどがすごくおいしかった記憶があります」
と、外国での食事の思い出を話しました。
気になる「4年後のオリンピックでのライバルは?」という質問には、
「ライバルというのは、そのときになってみないとわからないと思います」
「これから年を取っていくにあたって、ジュニアの選手もたくさん上がってくると思います。僕自身、ソチの4年前というのはジュニアで、シニアになってからここまでとんとんと来るなんて思っていませんでした」
「ただ、フィギュアスケートというのは対人競技ではなく、どれだけ自分をコントロールして、100%、120%の演技をできるかということが一番大切なので、そういうところが一番のライバルじゃないかと思います」
と、なんともストイックな羽生選手らしい回答。
自身の中に課題を見つけ、それを乗り越えていくことでさらに上のステップへと上がる。
フィギュアスケートは、まさにそんな羽生選手にぴったりの競技だったのでしょう。
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