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辛口外国人記者の心に残った羽生結弦の言葉とは? [羽生結弦 外国人記者]

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辛口で知られる外国人記者、フィリップ・ハーシュさん。

ソチオリンピック男子フィギュアのフリーは、どの選手も万全とはいえない出来で、辛辣な記事が書かれるのでは、と思われました


ところが、彼は2月23日のツイートでこうつぶやいています。

「ソチオリンピックで一番印象的だったのは、なんといっても日本の羽生結弦選手の言葉だった」

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そして、記事でハーシュ記者はこう綴ります。

「今から15ヶ月ほど前、完成したばかりの『アイスバーグ・スケーティング・パレス』で2012年度のグランプリファイナルが開催されていたときのこと。

羽生結弦のコーチにブライアン・オーサーが就任してからまだそう日は経っていなかったが、2人は一緒に黒海沿いを散歩していた。

オーサー氏は、歩きながら羽生結弦とソチオリンピックについて話をしたという。

そのときに羽生結弦は『僕はソチオリンピックで優勝したい。そして、その次のオリンピックでも勝ちたいです』と言ったそうだ。


その言葉を実現させた日、普通であれば人生最高の1日となるであろうに、彼は浮かれるどころか、まだ19歳とは思えないほどの謙虚さと丁寧さをもって、今回の勝利についてこう語った。

『僕はオリンピック金メダリストになりましたが、このメダルで直接被災地の復興を助けられるわけではありません。今は、自分が無力であると感じています。僕は何も貢献できていないんだと。』

『金メダルを獲るために、僕は一生懸命努力をしてきました。確かに、そんな僕にとっては、このメダルは誇らしいことなのかもしれません。でも、オリンピック金メダリストになったからこそ、これが僕にとっての始発点になるんじゃないかなと思うんです。復興のために、自分にもできることがあるかもしれないと思っています。』」

ここまで優勝インタビューを書き、今回の男子フィギュアの総括をまとめます。


そして最後には

「演技にはまだまだ満足していませんし、緊張はしていました。でも、僕は金メダルを獲り、日本の国旗を掲げることができました。それは、誇りに思っていいことだと思っています。」

という羽生選手の言葉で締めくくっています。


ソチオリンピック男子フィギュア全体を見ても、また羽生選手個人でも、フリーの演技は決して満足のいくものではありませんでした。

むしろ、2度も転倒し、シーズンで一番悪い出来だったのでは?というほど。

それでも羽生選手は、外国人記者の心をつかむ”言葉”を持っていました。

ハーシュ記者の甘口(?)な記事に、羽生選手の言葉を伝えようというあたたかい気持ちが込められていると感じます。

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