【海外の評価】 「ヨナがいなくなったら…」 韓国がうらやむ羽生結弦の才能 [羽生結弦 海外 評価 韓国]
羽生結弦選手が師事するブライアン・オーサーコーチは、韓国のキム・ヨナ選手のコーチでもあります。
バンクーバーオリンピックで金メダルに輝いたキム・ヨナ選手と、ソチオリンピックで金メダルを獲った羽生選手。
選手のがんばりはもちろんですが、オーサーコーチがいかに腕のある方かということが証明されたように感じます。
国民的英雄であるキム・ヨナ選手と同じコーチを持つ羽生選手は、韓国ではどのように評価されているのでしょうか。
ソチオリンピックを見た韓国の方の反応は、
「伝説だったプルシェンコ選手が引退した日に、史上初めて100点を超えた10代の天才選手。男子シングルの一つの時代が終わって、新しい時代になったと感じさせられる」
「フィギュアの実力に加えルックス…。このスター性は持って生まれた才能だよ」
「オーサーコーチが本当にすごい。1位と3位の選手がオーサーコーチの教え子なんて」
と、やはりキム・ヨナ選手に関係するからか、オーサーコーチの敏腕ぶりに感心している様子。
「勝ち負けは関係ない!金メダルおめでとう!平昌ではもっとすばらしい活躍を見せてくれることを信じているよ!」
と、次のオリンピックに向けて期待を膨らませる声も。
一方、
「被災して、一時はフィギュアを辞めようと思っていたっていうのに…。活躍できてよかった。うらやましい限りだよ、韓国男子フィギュアはさ…」
「国籍とか関係なく、有能な選手であると認めるよ。初めてのオリンピックでもしっかりと振舞っていた。他の海外の選手たちはジャンプのときに失敗を恐れてる感じがするけど、彼はまったくそんな風ではなかった。韓国にもこんな選手がいたらなぁ」
「日本は選手の層が厚くてうらやましい…。ヨナが引退したら、韓国はまたフィギュア不毛の地になってしまうよ…」
「ジャンプがとても安定していて、動き全体に余裕があるように見えた。レベルが違うって感じ。韓国にもこういう男性選手がいれば…」
「日本の羽生結弦が101.45という高得点を出したというのに、韓国の男子フィギュアはいったいどこで何をしているんだ?厳しい現実だよ…」
など、韓国では特に自国の選手層の薄さを嘆く声が多くみられました。
4年後、母国で開催される平昌オリンピックに向けて、韓国の男子フィギュアもどんどんいい選手が上がってくることを期待したいですね。